その環境にその身をゆだねるだけで自ずと自立し、「つながるカラダ」へと誘導する Marumitsu プロダクト。その高いクオリティや繊細さを支えている製品開発の現場は、山形県置賜地方、米沢市にあります。自然豊かなこの地域に長いときをかけて育まれてきた森の木々や木工の技術が、製品のひとつひとつに息づいています。これからもひとのカラダに配慮し、地域資源を有効活用しながら、サステイナブルなモノづくりを進めています。
ベーシック・モバイル・プロフェッショナル・アドバンスボードの表面には、天然素材リノリウムを採用。微細なカラダの感覚を重視するからこそ、素材や質感を大切にしています。
不安定ななかでこそバランスのとれたカラダが発現する。そんな Marumitsu 独特のアプローチを体現するプロダクトには、あえて不安定さをもたらすような仕掛けが施されています。例えば、ココロのボードの輪郭が描き出すほんのわずかな曲線。ボディバランスボードの支柱の絶妙な丸み。これらのひとつひとつは優れた木工職人の手からつくりだされています。
置賜地方の森からとれた丸太を乾燥し、製材し、また乾燥させ…、というプロセスを経て、たったひとつの支柱が完成するまで約1年ものときを要します。つくり手である漆器職人の手には、こけし職人であった先代から受け継がれた伝統工芸の技法が息づいています。Marumitsu のプロダクトは、地域の恵みから生まれ、地域と共に未来に向かいます。